点鐘の鐘
“点鐘の鐘”の由来
我々のクラブを40数年見守ってくれた点鐘の鐘は,形も古 く、金色の輝きも失せて古色蒼然としています。歴代の会長が 例会時に木槌で叩いて鳴らしてきた貴重な鐘です。目方が重い ため,床に落としたのか頭のロータリーマークも少し曲がって います。 この鐘には、IN MEMORY OF C. R. VER VEER AND LEE ROTARY CLUB,U.S.A.と印字が彫ってあります。
 40周年記念式典開催にあたり,38代室岡会長が、山崎夘一初代会長やアメリカのLEE ROTARY CLUBに問い合わせをおこない鐘の由来を調べましたが,はっきり分かりませんでした。
当時クラブの会報によると,山崎夘一初代会長が訪問団の一人としてアメリカを訪れた時、友人であるミシガン州のVER VEERガバナーが当ロータリークラブの設立をお祝いして贈って頂いたそうです。

偶然のきっかけから

▲ミシガン州LEE Rotary Clubでの鐘の授与式
(テーブルの上に鐘が置いてある/1969年5月撮影)
2002年2月14日に開催された40周年式典終了後,発刊し た記念誌を山崎初代会長の奥様に送りました。たまたま,浜松 の実家に帰られた息子さんの達彦氏が記念誌を読まれ,父親の 訪米時に一緒に訪問地のロータリークラブを訪ねたという連絡 が入りました。 達彦氏の記憶では,鐘の由来は分かりませんが,Lee Rotary Club主催のパーテーには約300人が出席し,地元の新聞に大きく報道されたそうです。
 そして,父が訪米したのは1969年5月頃で60歳ぐらいの時ではなかっただろうかという話でした。

Googo Trowbridge氏よりうれしい知らせ
▲Goorge Trowbridgeパストガバナーからの手紙
42代滝田会長が,ミシガン州のLEE ROTARY CLUBに問い合わせたところ,地区ガバナーを3回務めたGoorgo Trowbridege氏よりうれしい知らせがメールで届きました。
 LEE ROTARY CLUBは,ミシガン州のGrand Rapids市(人口約40万の静かな都市,フォード元大統領の出身地))にあり,1977年に 合併して56人の会員を有するWyoming -Lee Rotary Clubになりました。当時の会員が2人生存していますが,当時の事情は分からないとのことでした。
 現在,Wyoming -Lee Rotary Clubは,13人となりましたが,この鐘にまつわるOld Lee Rotary Clubは生き残っていると知らせがありました。
 C. R. Ver Veer氏については,1967〜68年に地区ガバナーを務めていたそうです。Goorgo Trowbridge氏に達彦氏から頂いた授与式の写真を送ったところ,地区ガバナー月信でこの偉大なストーリーを紹介したいという返事がありました。


▲山崎達彦氏
(初代会長,山崎氏の息子さん)
達彦氏の記憶から
山崎初代会長は,訪米時に日本の地図を持参し,当クラブの 所在地を外国のロータリアンに説明していたそうです。訪問時には,事前に下調べをおこない訪問クラブにコンファームをおこない,当クラブのバナーを持参して訪米されたそうです。
 当時,アメリカに駐在されていた達彦氏は,父親と一緒にロータリークラブに出席し,父親の指示で例会の進行の記録や議事録を作らされたと話されていました。外国で訪れたロータリークラブも50カ所ほどあり,頂いたバナーは当クラブに寄贈してあるそうです。
達彦氏からは,「現在の会員に父のロータリークラブに抱いていた情熱を是非伝えてほしい」との要望がありました。

▲Geoge Trowbridgeパストガバナーからの手紙
<後日談>
2003年7月に室岡,横山,大野の3会員は,達彦氏の銀座 にある会社を訪ねて当時の状況について話を伺いました。当時 の写真をお借りし,貴重な記録としてコンピューターに残して あります。40数年経過してやっと鐘の由来が分かりましたが, いろいろな人との縁で,40周年記念誌をまとめたことがきっか けになりました。 ここに記録に残し,これからも横浜港北ロータリークラブの伝統のある「点鐘の鐘」を大切にしていきたいと考えています。

▲Ver Veerパストガバナーから
山崎初代会長に贈られた小包の宛名